【無料で読み放題】電子書籍で教育書をお求めならハルキ出版

Amazon kindle専用、日本一安い教育書で全国の先生に笑顔を届ける

新しい教育書出版の幕開け

 

◆◆ハルキ出版スピリット◆◆

ハルキ出版は、

日頃の悩みやストレス、人間関係などで問題を抱えている、

学校の先生や教育関係者向けの、

出版サービスであり、

日本一安い料金で教育書を購入することができる。

そして、他の教育書出版社とは違って、

このサービスには、

①安さ

②読みやすさ

Win-Win

が備わっている。

以上をハルキ出版スピリットとし、経営理念とする。



◆「日本一安い教育書出版をつくりたい!」◆

ほとんどの学校の先生は日々の忙しさで、本を買う・読む余裕などありません。

 

「いや、本を買わないから忙しんだよ」

という先人の声が聞こえます。

 

わかりました。それでは本を買いに行ってきます。

 

あれ? 近所の本屋さんには教育書がない。

なんで、教育書って大きい本屋さんにしか売ってないのだろう…

 

電車を乗り継ぎ大きな街に到着。そして大きい本屋さんで教育書関係のコーナーを見つけました。

 

どれどれ… え!? 1580円! 教育書ってこんなに高いの!?

 

「教師なら身銭を切って学ぶのは当然だ」

という先人の声がまた聞こえます。

 

仕方がない。お金を払おう…



よし、さっそく帰りの電車でさっき買った本を読んでみよう。

 

あれ? なんか周りの視線を感じるぞ? あっ!

 

「できる教師の◯◯」

こんな表紙じゃ、僕が学校の先生だというのがバレバレじゃないか!

今さら、カバーをつけるのも面倒だし。

明日から通勤中に読もうと思ったけど、満員電車の中でこのタイトルの本を読むのは恥ずかしいなぁ…

 

これなら電子書籍にすればよかった。

電子書籍なら僕が何を読んでいるのか、周りの人にはわからないし。

 

でも、電子書籍で長い文章は正直読みづらいんだよな。

せめて「名言集」みたいに、内容が細かく分かれていれば読みやすいのに。

忙しくてもサクッと読めるのがいいよね!

 

そんな都合のいい教育書があればなぁ…




◆はじめまして。ハルキ出版代表のハルキです◆ 

公立小学校や私立小学校を経験してきた現中堅教師です。

趣味はサッカー、そして読書です。

性格は吃音症でメンタル弱し。でも根本的にはチャレンジ精神旺盛です。

 

このたびはハルキ出版の著書に興味を持っていただき、ありがとうございます。

 

冒頭ストーリーのように、昨今の学校の先生は忙しい毎日に追われています。

 

忙しい環境の中で生じる、悩みやストレス、人間関係などは本当につらいものです。

 

僕自身も「学校の先生を辞めたい…」と思ったことは何度もあります。

 

そんなつらいときに僕の支えになったもの、それは「本」でした。

 

本を読むことによって、すぐれた先人の知恵を学べます。

 

僕はたくさんの本で読んで、数々の苦難を乗り切ってきました。

 

そして中堅教師となり、後輩から相談される立場になりました。

 

そのとき役に立ったのも、やはり本でした。

 

本から学んだことを伝え、ときには本そのものを貸すこともありました。

 

とにかく本によって僕の人生がつくられている、といっても過言ではありません。



さてこのような本への深い感謝と愛情、そして中堅教師という立場から、

 

「たくさんの人に役立つ本を自分でも作ってみたい!」

と考えるようになりました。

 

そしてせっかく作るのならば、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います。

ですので自分の本では、

 

①安さ

②読みやすさ

Win-Win

 

この3つの観点を大切にしています。



まずは「①安さ」です。

 

教育書というのは基本的に1000円〜2000円前後します。

もちろん書店で売っている教育書は、優れた教育者とプロの編集者によって作られたものです。値段相当の価値があることも納得です。

当然、僕はただの中堅教師、編集も素人です。

現在の僕の信用に合わせて値段を下げています。

しかし、だからこそ「日本一安い教育書出版」という看板も掲げられます。

「信用の低さ=価格の安さ=だからこそ安く提供できる」

基本的な相場は「無料〜800円」。

短所を長所にして皆さんに届けます。



次に「②読みやすさ」です。

 

ハルキ出版から出す本は、AmazonKindleというサービスを使った「電子書籍です。

電子書籍Amazonで本をダウンロードし、スマートフォンのアプリやKindleペーパーホワイトといった電子書籍リーダーで読めます。

紙の本と比べて電子書籍ではこんなメリットがあります。

一 スマホなどの小さな端末なので持ち運びやすく、何冊でもダウンロードできる。

二 一度ダウンロードしてしまえば、スマホタブレット、パソコンなどあらゆる端末で読める。

三 スマホなどで見れるので、タイトルや内容についてプライバシーを守りやすい。

四 本屋に行く必要がなく、すぐダウンロードできる。

五 送料無料。

六 在庫切れなし。

七 Kindleの読み放題サービスに入っていれば無料で読み放題。

このような特徴がある電子書籍ですが、長い文章の場合は紙の本の方がやはり見やすいです。

そこでハルキ出版の本では、

「1項目1内容」

で構成しています。

これは「名言集」のような短い文章でまとめ、電子書籍でも読みやすい構成にしています。

また電子書籍には「ハイライト機能」という、大切なポイントを色づけできる機能もあります。ペンやマーカーを持たず、端末一つで読書の可能性が広がります。



最後に「③Win-Winです。

 

ハルキ出版の本の特徴は「引用」です。

まず僕自身が今の時代に必要だと思う本を読み、大切なポイントを数十個まとめます。

そしてそのまとめたポイントについて、学校の先生の視点で現場でどう活用するか伝えています。

引用には必ず著者・出版社を記述し、感謝の気持ちをこめて宣伝しています。

またハルキ出版の収入は「引用に使う新たな本の経費」として運用し、このサイクルを繰り返していきます。

つまり、ハルキ出版を購入すると、

一 引用元となる本をハルキ出版が読む。(引用元に収入が入る)

二 引用元となる本を参考にしたハルキの著書を読者が読む。(読者には著書を通して知識と情報を提供し、同時に引用元への宣伝、ハルキ出版に収入が入る)

三 収入を経て、また引用元となる本をハルキ出版が読む。(一から繰り返し)

このようなWin-Winが生まれます。

さらに、読者の皆様には無料キャンペーンなどのサービスもあります。

具体的には「読者登録」をしていただくことで、新刊の紹介や無料キャンペーンの情報を得ることができます。

つまり、一度「読者登録」をしていただければ、今後もずっと無料でハルキ出版の本を手に入れることができます。

 

読者登録については、

 

 haruki20201226@gmail.com

 

このアドレスに送信をしていただければもう登録できます。(空メールで大丈夫です)

 

以上、3つの観点をハルキ出版は大切にし、学校の先生や教育関係者に貢献していきます。

 

長いお話に付き合っていただいてありがとうございました!

 

もしよければぜひ読んでみてください!

 

 

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ノートにこれを書くだけ! 仕事を楽しくする方法

【本時の目標をハッピーに!】

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実は昨日、一昨日と仕事の「キレ」が悪くて、少し落ち込んでいました。

 

このままじゃいけない、何か変えよう、と思った今朝、突然面白いアイデアが舞い降りてきました。#本当に突然

 

以前、実践した「未来ふりかえり」。

よくある授業終了後の感想ではなく、授業の最初に「望ましい姿」を描くアレです。

 

せっかくならこいつを僕自身もやってみようじゃないか、と思ったわけです。

 

いつも肌身離さず持っている「教材研究ノート」。TODOリストや授業の流れを書いています。

 

今回はこいつに「未来ふりかえり」をしました。

 

一日をイメージして、その日のアウトラインを考えるー。まぁ、これはいつもやっていることです。

 

今日はこのアウトラインに、僕自身今日一日の「望ましい姿」をノートに書いてみました。

 

・クエストノート(自主学習ノート)チェック終わった!

 

・プチ自慢(6年生を送る会のネタ)の募集をして、教室がワイワイなった!

 

・音読発表会(コロナ禍のため今年は動画撮影)でステキなシーンが撮れた! そんで動画編集も楽しかった!

 

などなどです。

 

ちなみに仕事とはイレギュラーの連続なので、

 

・予期せぬトラブルを楽しめた!

 

とも書いています^ ^笑

 

結果どうだったのか…

 

これはメチャクチャよかったです!

 

まずノートを書いているときのワクワク感がよかったです❗️

 

「今日はこんなことができて、きっと楽しいぞ!」という気持ちで仕事の準備ができました!

 

そして、目指すゴールが明確にイメージできているので、授業も無駄がなく、何と言うか「シャープ」でした!#この感覚わかりますか

 

思えば、仕事のTODOリストも大切だけど、遊びのTODOリストを作るとワクワクしますもんね。

 

人間、未来にワクワクがあると、今その瞬間も頑張れるものです。

 

この調子で学習指導案の本時の目標も、

 

・〇〇について理解できた。

といった固い表現ではなく、

・〇〇について子どもたちが理解できて(先生は)嬉しかった!

 

と面白い表現したらいいと、マジで思いました!

 

いいな、先生の「未来ふりかえり」。
ぜひ今度もやってみよう^ ^

「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法【71〜80】

芝生の近くの道路を走っている男

 

「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法

僕は教員歴10年目の中堅教師です。

いつか、仕事のやる気がなくなってしまったとき、村上春樹さんのこの本に出会いました。

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

 

「ブラック部活」という言葉が生まれるぐらい、昨今の学校現場も働き方について問われる時代です。

この本を読んで僕自身納得できることがたくさんありました。

 

これから紹介するのは、著書を読んで僕が大切だと思った文中の引用。そして、引用元から学校現場にどう生かすかという自分の考察です。

 

少しでも参考になる箇所があれば幸いです。

 

 

71 顔を上げる

 

「それ以来どんなに疲れていても、顔だけはいつも上にあげている。前方の路上にあるものを何ひとつ見逃さないようにしている。しかしそれはもちろん、気の毒な僕の筋肉を酷使することになる」

 

 疲れたり、落ち込んだりしたときこそ、「星を観る」ことにしています。

 なぜならば、星を観るためには顔を上げなければいけません。

 顔が上がれば、自然と気持ちが前向きになります。

 星を観る余裕ができれば、仕事も楽しくなるでしょう。

  

 

72 配達人

 

「それが僕のプランAだった。なかなか素敵なプランだ。しかし現実の人生にあっては、ものごとはそう都合よくは運ばない。我々が人生のあるポイントで、必要に迫られて明快な結論のようなものを求めるとき、我々の家のドアをとんとんとノックするのはおおかたの場合、悪い知らせを手にした配達人である。『いつも』とまでは言わないけれど、経験的に言って、それが薄暗い報告である場合の方が、そうではない場合よりもはるかに多い。配達人は帽子にちょっと手をやり、なんだか申しわけなさそうな顔をしているが、彼が手渡してくれる報告の内容が、それで少しでも改善されることはない。しかしそれは配達人のせいではな いのだ。配達人を責めるわけにはいかない。彼の襟首をつかんで揺さぶるわけにはいかない。気の毒な配達人は、ただ上から与えられた仕事を律儀にこなして…」

 

 突然訪れるニュースというのは、だいたい悪い知らせであります。

 もう仕方がありません。

 みんなそう思っているのです。

 悪い知らせを届けてくれる「配達員」も、きっと悪気はないのだと思います。

 ただ、世の中がそういうルーティンで回っているのでしょう。

 受け止めて、次に進んでいくのが大切ですね。

  

 

73 たかがマラソン

 

「『ふん、たかがマラソンじゃないか』というくらいのクールな姿勢で。それでどんな結果が出るものか見てみようと腹を決めたのだ」

 

「たかが仕事じゃないか」

と、ときには小馬鹿にしながら、余裕をもって働くのも大切ですね。

 

 

74 生まれつきの性格

 

「そう、誰がなんと言おうと、それが僕の生まれつきの性格なのだ。サソリが刺すように、蝉が樹木にしがみつくように。鮭が生まれた川に戻ってくるように、カモの夫婦が互いを求めあうように」

 

 年齢や経験とともに、姿勢や態度は変わっていくものですが、根本的な性格は変わりません。

 自分の性格を生かした働き方を考えていきましょう。

 

 

75 教師

 

「決まったことを、決まった手順で、決まった言葉を使って教えられる教師はいても、相手を見て、相手の能力や傾向に合わせて、自分の言葉を使ってものを教えることのできる教師は数少ない。というか、ほとんどいないと言っていいかもしれない」

 

 数十人いる子どもたちに先生一人で、その子たちにあった指導をするのは並大抵なことではありません。

 ただ、ここでのポイントは「先生一人で」というところです。

 ときには、いやむしろどんどん「子どもたち」の力を借りましょう。

 彼らはとてつもなく優秀です。勉強を仲間に教えることもできてしまいます。

 優れた先生は子どもたちの力を信頼しているのです。

 

 

76 補正する

 

「僕は思うのだけれど、まったく泳げない人を白紙の状態から教えていくよりも、ある程度泳げる人のフォームを改造していく方が、教師の側からすればおそらく難度は高いはずだ。一度身についた変則的な泳ぎ方を捨て去るのは、簡単なことではないからだ。だから彼女は強引にフォームの全面的改造をおこなうのではなく、身体の細かい動かし方を、ひとつひとつ時間をかけて補正していった」

 

 僕自身もそうですが、人の「クセ」というのは必ずあり、それを取り除くのはなかなか難しいものです。

 クセを取り除くには、まずは「自分の姿を客観的」に知ってもらうこと。

 iPadなどの動画ツールを使えば、言葉のフィードバックだけではなく、映像でも自分の姿を振り返れます。

 自分と向き合うことは恥ずかしいことです。

 ですが、そこで初めて弱点に気づき、さらなる成長につなげられるのです。

 

 

77 自分について発見

 

「たとえいくつになっても、生き続けている限り、自分という人間についての新しい発見はあるものだ」

 

「今年は最高だった。これ以上はない!」

と思える年度があっても、本当に不思議なものです。

 気がつくとたくさんの課題にあふれ、また新たな実践を求めるようになります。

 また、自分に長所がないと思っている人も、新しい仲間や行動に出会うと、今までと違う才能が発揮されることもあります。

 大切なことはチャレンジすること。

 そうすれば、自分自身への新しい発見はいつでも生まれるものです。

 

78 苦しいからこそ

 

「苦しいからこそ、その苦しさを通過していくことをあえて求めるからこそ、自分が生きているというたしかな実感を、少なくともその一端を、僕らはその過程に見いだすことができるのだ。生きることのクオリティーは、成績や数字や順位といった固定的なものにではなく、行為そのものの中に流動的に内包されているのだという認識に(うまくいけばということだが)たどり着くこともできる」

 

 生きているという実感は「嬉しい」「楽しい」ときだけではありません。

 それはたとえば、学生時代の部活で「つらい」「苦しい」経験したときもそうです。

 社会人になっても同じですね。

 ときには不当な批判で嫌な想いをしたとき、そこでの悔しさを味わい、それを乗り越えたとき、自分の人生を生きている実感を感じます。

 苦しさは人生ストーリーのドラマにしてしまいましょう。

 苦しさもドンとこいです。

 

 

 79 自分の足で走り抜ける

 

「僕のようなランナーにとってまず重要なことは、ひとつひとつのゴールを自分の脚で確実に走り抜けていくことだ。尽くすべき力は尽くした、耐えるべきは耐えたと、自分なりに納得することである。そこにある失敗や喜びから、具体的などんなに些細なことでもいいから、なるたけ具体的な教訓を学び取っていくことである。そして時間をかけ歳月をかけ、そのようなレースをひとつずつ積み上げていって、最終的にどこか得心のいく場所に到達することである。あるいは、たとえわずかでもそれらしき場所に近接することだ (うん、おそらくこちらの方がより適切な表現だろう)」

 

 他人の力を借りることは、これからの時代とても大切です。

 しかし最後は自分です。

 たくさんの失敗から学び、そこから教訓を得て、次に生かしていきましょう。

 行動あるのみです。

 

 

80 最後まで歩かなかった

 

村上春樹作家 (そしてランナー) 1949〜20XX少なくとも最後まで歩かなかった」

 

 自分の立場、仕事に誇りを持ちましょう。

 どんなに失敗を繰り返しても、「少なくともこれだけは!」という、自分だけにしかない金字塔があるとカッコいいですね。

 今の僕の場合は、「うまくいかないとき、少なくとも吃音のせいにはしなかった」になります。

 他人からはカッコ悪くても、自分にとってカッコよければいいのです。

 いつかこの人生を終えるとき、そんな想いを一つでも抱けたら最高ですね。

 

  

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今回参考にした書籍もぜひご覧なってください!

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走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法【61〜70】

芝生の近くの道路を走っている男

 

「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法

僕は教員歴10年目の中堅教師です。

いつか、仕事のやる気がなくなってしまったとき、村上春樹さんのこの本に出会いました。

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

 

「ブラック部活」という言葉が生まれるぐらい、昨今の学校現場も働き方について問われる時代です。

この本を読んで僕自身納得できることがたくさんありました。

 

これから紹介するのは、著書を読んで僕が大切だと思った文中の引用。そして、引用元から学校現場にどう生かすかという自分の考察です。

 

少しでも参考になる箇所があれば幸いです。

 

 

61 時間の役目

 

「僕に役目があるのと同じくらい、時間にも役目がある。そして時間は僕なんかよりはずっと忠実に、ずっと的確に、その職務をこなしている。なにしろ時間は、時間というものが発生したときから(いったいいつなのだろう?)、いっときも休むことなく前に進み続けてきたのだから」

 

 時間は誰にでも平等です。

 仕事が早い人・遅い人、どちらもみんな同じ時間を生きているのです。

 同じ時間でも、なぜ大きな成果が出せる人がいるのか。そこにはたくさんの工夫があるはずです。

 それこそ時間の使い方が上手い人なのでしょう。

 

 

62 充足感

 

「大事なのは時間と競争をすることではない。どれくらいの充足感を持って42キロを走り終えられるか、どれくらい自分自身を楽しむことができるか、おそらくそれが、これから先より大きな意味をもってくることになるだろう」

 

 定時退勤を目指すことはいいことだと思います。

 仕事は長い時間働けばいい成果が出る、という単純なものではありません。同じ成果ならできるだけ短く仕事を終えるのも、大切な工夫です。

 しかし、仕事で一番大切なことは「充足感」です。

 仮に人より退勤時間が遅くても充足感があった、こんな日があってもいいと思います。

  

 

63 数字に表れないもの

 

「数字に表われないものを僕は愉しみ、評価していくことになるだろう」

 

 テストの点数も大切です。

 しかし、数字には表れない、粘り強さや思いやりなども大切にしていきましょう。

 

 

64 鼻息

 

「鼻息にはいくらでも代わりはあるが、膝には代わりはない。今あるもので死ぬまでやっていくしかない。だから大事にしなくてはならない」

 

 一番の資本は自分の体です。

 それは一生の財産です。

 日々、健康には気をつけていきましょう。

 

 

65 迷路

 

「しかし僕らの意識が迷路であるように、僕らの身体もまたひとつの迷路なのだ。いたるところに暗闇があり、いたるところに死角がある。いたるところに無言の示唆があり、いたるところに二義性が待ち受けている」

 

 自分のことだから自分が一番理解している、そんなことはありません。

 それは体も同じです。

 自覚がないまま無理がたたり、思いがけない怪我をすることがあります。

 ときには心と体を落ち着かせ、自分との「対話」を通して、体調を確認することが大切ですね。

 

 

 

66 経験と本能

 

「僕が手にしているのは経験と本能だけだ。経験が僕に教えるのは、『もうやるだけのことはやったんだ。今更何を考えても仕方ない。あとは当日が来るのを待つしかないよ』ということだ。本能が僕に告げるのはただ一言、『想像しろ』ということだ」

 

 授業にしろ、大きな行事の提案にしろ、経験を通して慣れが出てきます。

 経験は心に余裕をもたらします。

 しかし、どんなに周到な準備をしても、イレギュラーなことが起きるのが本番です。

 イレギュラーに打ち勝つには、あらかじめイメージトレーニングをして、心の準備をしておくこと、これに限ります。

 

 

67 楽しんでこそ

 

「そう、マラソン・レースは楽しんでこそ意味があるのだ。楽しくなければ、どうして何万もの人が42キロ・レースを走ったりするだろう」

 

 仕事はつらいこと、苦しいことがありますが、基本は楽しいものです。

 いや、楽しもうとする気持ちが一番大切なのです。

 自分だけに許された権利です。

 

 

68 死ぬまで十八歳

 

「死ぬまで十八歳でいるためには十八歳で死ぬしかない」

 

 若いときはどんなに体を動かしても、疲れ知らずでした。

 しかし時は流れ、体力は確実に落ちてきます。

 それが人生です。受け入れるしかありません。

 ただ同時に、たくさんの経験や知識を得ています。

 歳をとることはプラスにも考えられるのです。

  

 

 69 お前のせいだ!

 

「しかし、世界が今日直面するおおかたのトラブルは、多かれ少なかれグローバル・ウォーミングのせいにされる。アパレル産業の売り上げが落ちても、浜辺に大量の流木が打ち上げられても、洪水が起きても、渇水が起きても、消費者物価が上がっても、責任の多くの部分はグローバル・ウォーミングが引き受けることになる。世界が必要としているのは、名指しで『お前のせいだ!』と指をつきつけることのできる特定の悪者なのだ」

 

 ほんのささいな出来事にも、大袈裟に悪者扱いされることがあります。

 それが人間の性なのか、わかっていてもやられた方は溜まったものではありません。

 不当な扱いは許されるものではありません。

 ただ僕の経験上、指を突きつける輩には何らかのストレスがあるようです。

 そのことを知っていれば「かわいそうに…」と、軽くあしらうことができるでしょう。

 

 

70 フィジカルな痛み

 

「ものごとの基本を着実に身につけるには、多くの場合フィジカルな痛みが必要とされる」

 

 筋トレの原理として、まずは筋肉を痛めることから始まります。

 傷ついた筋肉は、回復するプロセスで以前より強くなろうと、さらに太く逞しくなります。

 この継続で、筋肉はどんどん強くなっていきます。

 これはメンタルも同じです。

 適度なストレスで傷ついても、心は以前より太く逞しく生まれ変わります。

 ストレスは自分を強くしてくれるガソリン、そう思ってもよいのではないでしょうか。

 

  

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