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「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法【1〜10】

海岸近くを走っている黄色のタンクトップの男

 

「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法

僕は教員歴10年目の中堅教師です。

いつか、仕事のやる気がなくなってしまったとき、村上春樹さんのこの本に出会いました。

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

 

「ブラック部活」という言葉が生まれるぐらい、昨今の学校現場も働き方について問われる時代です。

この本を読んで僕自身納得できることがたくさんありました。

 

これから紹介するのは、著書を読んで僕が大切だと思った文中の引用。そして、引用元から学校現場にどう生かすかという自分の考察です。

 

少しでも参考になる箇所があれば幸いです。

 

 

01 髭剃りの哲学

 

サマセット・モームは『どんな髭剃りにも哲学がある』と書いている。どんなにつまらないことでも、日々続けていれば、そこには何かしらの観照のようなものが生まれるということなのだろう」

 

 毎日の髭剃りでも、右手でもつ、左手でもつ、頬から剃る、顎から剃るなど、いろいろな工夫があります。

 我々の働き方もそう。

 退屈な仕事でも、何かの工夫を入れることで楽しくなります。

 僕の場合は「この仕事が書籍のネタにならないか」と、いつも考えながら仕事をしています。

 

 

02 もう駄目かどうか

 

「たとえば走っていて『ああ、きつい、もう駄目だ』と思ったとして、『きつい』というのは避けようのない事実だが、『もう駄目』かどうかはあくまで本人の裁量に委ねられていることである」

 

 仕事はきついものです。

 僕の場合、肉体的疲労や楽しいことをやっていく中での疲労は我慢できるのですが、人間関係の疲労はとてもきついです。

 しかし「もう駄目だ」とは思いません。

「もう駄目だ」は自分の内から湧き出る感情。

 他人に負けても全然構いませんが、自分に負けるのは勘弁です。

 

 

03 思い切って筆を置く。

 

「もっと書き続けられそうなところで、思い切って筆を置く。そうすれば翌日の作業のとりかかりが楽になる」

 

 仕事とは際限がないもの、その気になれば永遠にたくさんのタスクを向き合うことができます。

 しかしあまりにエネルギーを使いすぎて、体力もアイデアもガス欠になってしまっては身が持ちません。

「もっとできるかも…」と思ったところで敢えてやらない。

 すると、翌日は昨日の続きから取りかかればいいので、仕事開始がスムーズにいきますね。

 

 

04 弾み車を回すまで

 

「継続すること一リズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってはそれが重要だ。いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。しかし弾み車が一定の速度で確実に回り始めるまでは、継続についてどんなに気をつかっても気をつかいすぎることはない」

 習慣とは一旦リズムを作ってしまえば、あとはあまり気を使わなくなるものです。

 歯磨きや食事などは、当たり前のような習慣になっているはずです。

 しかし自己研鑽のような、自分の生活に何かプラスする習慣を身につけるのは、かなりハードルが高いものです。

 習慣に身につける一歩として、僕のおすすめは「毎日体重計に乗ること」です。

 まずは簡単に自己分析できる体重計からはじめ、いろいろな自己研鑽に取り組んでいきましょう。

 

 

 

05 必要以上

 

「必要以上に自分を大きく見せようとしない音楽だ」

 

 人間関係の疲れとして、「必要以上に自分を大きく見せる」ことが原因として挙げられます。

 つまり「相手に合わせて自分を作っている」ことになります。それも高いレベルを求めて。

 相手も人間です。自分の都合に合わせて行動してくれるわけではありません。

 自分を飾るのはもうやめて、ありのままで過ごしていきましょう。

 

 

 

06 お休みの日

 

「雨が降る日もあれば、仕事が忙しくて時間がとれない日もある。今日は疲れていて走りたくないということだってある。だからあらかじめ週に一日くらいは『お休み』の日を設定しておくわけだ」

 

 どんなにモチベーション高く物事に取り組んでも、天候やプライベートの関係で「どうしてもできない」という日もあるものです。

 ですので、あらかじめお休みの日を設定しておくのが大切です。

 僕の場合、「自分で決めたことができないなんて、自分は駄目なヤツだな…」と自己嫌悪になってしまう傾向があるので、マイナス思考防止のためにも、休みの日を設定しておくのはとても大切になります。

 

 

07 自分自身の基準

 

「何ごとによらず、他人に勝とうが負けようが、そんなに気にならない。それよりは、自分自身の設定した基準をクリアできるかできないか一そちらの方により関心が向く」

 

 もちろん仕事にしろ何にせよ、他人と比べる感情はなかなか抜けないものです。

 しかしまずは何といっても自分自身との勝負。

 

 

08 勝ち負け

 

「小説家という職業にー少なくとも僕にとってはということだけれど一勝ち負けはない」

 

 学校の先生にも勝ち負けはありません。

 少なくとも大きな成果に出したとはいえ、給料に差がつく仕事でもないのです。

 それを不公平と見るか、もしくは自己研鑽の場として自分のキャリアにどう生かすか。

 自分次第ですね。

 

 

 09 自分自身の心

 

「書いたものが自分の設定した基準に到達できているかいないかというのが何よりも大事になってくるし、それは簡単には言い訳のきかないことだ。他人に対しては何とでも適当に説明できるだろう。しかし自分自身の心をごまかすことはできない」

 

 自分自身の仕事は自分自身が一番わかっているはずです。

 他人はいくらでも慰めてくれます。

 しかし自分自身に納得ができなければ、この反省を次に生かさなければいけません。

 

 

10 創作者のモチベーション

 

「基本的なことを言えば、創作者にとって、そのモチベーションは自らの中に静かに確実に存在するものであって、外部にかたちや基準を求めるべきではない」

 

 もちろん仕事の目的は他人の幸せを応援することでもあります。

 しかし根本的には、自分が幸せになるためではないでしょうか。

 外部の評価を気にしすぎず、自分がやりたいことを一番のモチベーションにしましょう。

 

  

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