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「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法【31〜40】

芝生の近くの道路を走っている男

 

「疲れた、仕事をしたくない、やる気が出ない」からの脱却法

僕は教員歴10年目の中堅教師です。

いつか、仕事のやる気がなくなってしまったとき、村上春樹さんのこの本に出会いました。

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

 

「ブラック部活」という言葉が生まれるぐらい、昨今の学校現場も働き方について問われる時代です。

この本を読んで僕自身納得できることがたくさんありました。

 

これから紹介するのは、著書を読んで僕が大切だと思った文中の引用。そして、引用元から学校現場にどう生かすかという自分の考察です。

 

少しでも参考になる箇所があれば幸いです。

 

 

31 長い目で見る

 

「何が公平かというのは、長い目で見てみないとよくわからないものである」

 

 仕事をやっていくと不当な扱いを受けることがあります。

 意味がわからないこともあります。

 しかし自分に非がないときはじっくり事が過ぎるのを待ちましょう。

 時間が正しさを証明してくれることもたくさんあるのです。 

  

 

32 赤信号

 

「赤信号が見えやすいだけラッキーなのだと」

 

 人からお叱りや注意を受けることは、やはり嫌な気分になるものです。

 そして不思議なことに注意されやすい人と、注意されにくい人がいます。

 一見、注意されにくい人の方がいい気がしますが、すべてがそういうわけではありません。

 人間、ときには理不尽なことを受け入れて成長することもあります。つまり、注意されにくい人は成長の機会を失ってしまいます。

 注意されやすくて嫌な想いをしている人へ、このように考えてはいかがでしょうか。

  

 

33 公正さ

 

「人生は基本的に不公平なものである。それは間違いのないところだ。しかしたとえ不公平な場所にあっても、そこにある種の『公正さ』を希求することは可能であると思う。それには時間と手間がかかるかもしれない。あるいは、時間と手間をかけただけ無駄だったね、ということになるかもしれない。そのような『公正さ』に、あえて希求するだけの価値があるかどうかを決めるのは、もちろん個人の裁量である」

 

 世の中は不公平。
 しかし、自分の行動で不公平をなくすことだってきっとできます。

 

 

34 学校で学ぶこと

 

「学校で僕らが学ぶぶもっとも重要なことは、『もっとも重要なことは学校では学べない』という真理である」

 

 たとえば教科書。
 世の中には教科書なんかより、ずっとエキサイティングで役に立つ本なんてたくさんあります。
 人生で大切なお金の勉強も学校ではありません。
 学校では学べることは、人生のすべてではないことを我々は学ぶ必要があります。

 

 

35 三十三歳

 

「いずれにせよ、僕はそのようにして走り始めた。三十三歳。それが僕のそのときの年齢だった。まだじゅうぶん若い。でももう『青年』とは言えない。イエス・キリストが死んだ歳だ。スコット·フィッツジェラルドの凋落はそのあたりから既に始まっていた。それは人生のひとつの分岐点みたいなところなのかもしれない。そういう歳に僕はランナーとしての生活を開始し、おそまきながら小説家としての本格的な出発点に立ったのだ」

 

 副業したい、ランニングをしたい、筋トレをしたい、そのような想いが湧いたとして、「でも、もう年だから無理…」と嘆いてしまうのはもったいないです! 
 やる気さえあれば、人生いつからでも何でも挑戦できます。

 

 

 

36 いやな事実

 

「ところで僕の通っている東京のジムには『筋肉はつきにくく、落ち易い。賛肉はつき易く、落ちにくい』という貼り紙がしてある。いやな事実だけど、事実は事実ですね」

 

 よい習慣はなかなか身につかず、悪い習慣はすぐ身についてしまいます。
 その分、よい習慣の効果は抜群。人生を変える力があります。
 バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠などのよい習慣は、今すぐにでも取り入れる価値があります。

 

 

37 身体に申し渡す

 

「そこでの重要なタスクは、『これくらい走るのが当たり前のことなんだよ』と身体に申し渡すことだ。『申し渡す』というのはもちろん比的表現であって、いくら言葉で言いつけたところで、身体は簡単に言うことを聞いてくれない。身体というのはきわめて実務的なシステムなのだ。時間をかけて断続的に、具体的に苦痛を与えることによって、身体は初めてそのメッセージを認識し理解する。その結果、与えられた運動量を進んで (とは言えないかもしれないが)受容するようになる」

 

 普段運動をしていない人が、急に身体に負荷を与えることはとても大変です。
 もちろん無理しすぎはいけませんが、筋肉というものは、ある程度の負荷を与えることによって、以前よりも強くなろうとする性質があります。
 このメカニズムを知っていれば、つらい作業も前向きになれるのではないでしょうか。

 

 

38 走る競技

 

「マラソンは走る競技であって、歩く競技ではない」

 どんな仕事にも求められる職能があります。
 まずはその職能をしっかりこなし、その上でいろいろアレンジするのが大切ですね。

  

 

 39 走り込みの不足

 

「失敗の原因ははっきりしていた。走り込みの不足・走り込みの不足・走り込みの不足」

 

 成功の要因は結構イレギュラーです。
 しかし、失敗の原因はある程度共通し、分析できます。

 失敗の原因をしっかり分析し、次に生かすこと。

 そうすればその失敗は失敗でなくなります。

 

40 健康な自信と不健康な慢心

 

「健康な自信と、不健康な慢心を隔てる壁はとても薄い」

 

 たとえぼ食事制限を頑張って、ダイエットに成功したとします。
 しかしその後に暴飲暴食を繰り返し、またリバウンドしてしまったら、元もこともありません。
 何かに努力して、何かを達成することは本当にすごいです。
 しかし、本当の勝負は成功の後です。
 驕り高ぶることなく、成長にとらわれましょう。

 

  

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