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【内容紹介】こころのドーナツ―村上春樹さんと学校の先生: 今がつらい学校の先生を励ます「村上春樹100個の言葉!」【51〜60】

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051 正気を失う


「正気を失っている人間にとって、正気の人間の意見はおおむね大事なものです。もちろん他人の意見をすべて鵜呑みにしてはいけない。中には見当外れの意見、不当な意見もあるかもしれません。しかしどのような意見であれ、それが正気なものであれば、そこには何かしらの意味が含まれているはずです」


 僕の場合、大なり小なり毎日何らかの理由で落ち込んでいます。
 そんなとき周りからのアドバイスはとても励みになります。
 個人的には、「同業者」じゃないほうがいい気がします。
 もちろん、同業者にしかわからない内容もありますが、その代わりに新たな視点で話をしてくれます。
 僕の場合は奥さん(同業者ではない)に相談することが多いです。
 特に奥さんから、
「年下の人に優しくできない人は、前世の経験が足りないの」
という言葉にはとても励まされました。

 

 

052 世間


「彼らの意見とはすなわち世間であり、あなたの本を読むのは結局のところ世間なのですから。あなたが世間を無視しようとすれば、おそらく世間も同じようにあなたを無視するでしょう」


 壊れても特に気にならない人間関係なら無視してもいいでしょう。
 しかし、それがあなたにとって大切な人間関係ならば、やはり無視して通れません。
 その人の気持ちを察し、寄り添い、対立の原因を考え、必要ならば謝罪する。
「好かれたいならば、まず好きになる」
 その気持ちが大切です。

 

 

053 全力を尽くす


「その作品を書いた時点では、きっとそれ以上うまく書くことは僕にはできなかっただろうと、基本的に考えています。自分はその時点における全力を尽くしたのだからということがわかっているからです」


 その年度の学級経営や運動会の表現など、振り返ってみたら「もっとこうすればよかった」という反省点はたくさん生まれてきます。
 しかし、その瞬間にベストを尽くしたのだから、もうくよくよしません。
 次に生かせばいいのです。

 

 

054 やるべきことはやった


「だから僕は自分の作品が刊行されて、それがたとえ厳しい(思いもよらぬほど厳しい)批評を受けたとしても、『まあ、それも仕方ないや』と思うことができます。なぜなら僕には『やるべきことはやった』という実感があるからです」


 批判は勝手に言わせておきましょう。
 もちろん、努力あっての実践に対してです。

 

 

055 時間の証明


「『時間によって勝ち得たものは、時間が証明してくれるはずだ』と信じているからです。そして世の中には時間によってしか証明できないものもあるのです」


 過去、学級経営が上手くいかなった年度がありまして、僕は子どもたちに嫌われていると思っていました。
 しかし、学校の異動が決まって、いざ前任校を離れるときに、なんと嫌われていると思っていた児童がお別れの挨拶に来てくれました。
 もちろん、すべてがそう上手くいきませんが、こんな前例も現実にあるのです。

 

 

056 時間のコントロール


「時間を自分の味方につけるには、ある程度自分の意志で時間をコントロールできるようにならなくてはならない、というのが僕の持論です。時間にコントロールされっぱなしではいけない」


 時間のコントロールには、ものごとの「緊急性」と「重要性」をしっかり見極めることです。
 それぞれが高いものはすぐに取り掛かりましょう。
 一方、人生においては「緊急性」が低く、「重要性」が高いものも大切なのです。
 それはあなたの大切なプライベートの時間です。
 ぜひ「七つの習慣」という本を読んでみてください。

 

 

057 積極的


「受け身になるのではなく、こちらから積極的に仕掛けていくわけです」


 何事も先手を取れば、自分のペースで行動できます。
 何かを変えたければ、自分から積極的に行動しましょう。

 

 

058 失われた機会


「不足している力量はあとから努力して埋めることができます。しかし失われた機会を取り戻すことはできません」


 個人の価値観にもよりますが僕は基本的に、
「やった後悔より、やらなかった後悔」
の方が心のダメージが大きい人間です。
 ですので、チャンスと思ったら、手を挙げ、積極的にチャレンジしていきます。(いや、チャンスは待っているのではなく、自分で作れますね)

 

 

059 誰かに頼まれる


「僕は思うのですが、人は本来、誰かに頼まれて小説を書くわけではありません。『小説を書きたい』という強い個人的な思いがあるからこそ、そういう内なる力をひしひしと感じるからこそ、それなりに苦労してがんばって小説を書くのです」


 もちろん「頼まれる人」は素敵です。
 一方、自分から行動する人も素敵です。

 

 

060 一人ぼっち


「そしてそのきっかけがどうであれ、いったん小説を書き始めれば、小説家は一人ぼっちになります」


 職場の仲間がいるけれども、基本学校の先生は学級経営も授業も一人です。
 一人で運営できる力を身につけなければいけません。
 将来的に先生の数が増え、一クラスに必ず副担任、という制度ができるかもしれませんが、仕事において自立できることは必須でしょう。

 

 

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