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【内容紹介】こころのドーナツ―村上春樹さんと学校の先生: 今がつらい学校の先生を励ます「村上春樹100個の言葉!」【61〜70】

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061 黙って背負う荷物


「結果として生み出された作品が誰かに褒められるということは(もちろんうまくいけばですが)ありますが、それを書いている作業そのものについて、人は特に評価してはくれません。それは作家が自分一人で、黙って背負わなくてはならない荷物です」


 僕に限った話ですが、一人で勝手に実践をやって、上手くいけば一人で勝手に喜んでいる人間です。
 要は「自己満足」です。
 でも、自分の好きなこととは、究極的にいえば自己満足なのではないでしょうか。
 そう思うと、良い意味で学校の先生は自己満足を得られる仕事です。

 

 

062 一日


「一日はあくまで一日です。いっぺんにまとめて二、三日をこなしてしまうわけにはいきません」


 仕事の内容にもよりますが、明日できることは明日やりましょう。
 頑張りすぎてストレスや睡眠不足を溜めてしまったら、逆に仕事の効率が落ちてしまいますよ。

 

 

063 持続力


「持続力を身につけるためにはどうすればいいのか? それに対する僕の答えはただひとつ、とてもシンプルなものですー基礎体力を身につけること。逞しくしぶといフィジカルな力を獲得すること。自分の体を味方につけること」


 小学校の先生は、立つ、歩くことが日常茶飯事で、僕の場合は毎日平均一万歩ぐらいは歩いています。
 働きながら運動できるのはありがたいことですね。

 

 

064 ぜい肉


「僕はある若手の作家からインタビューを受けたとき、『作家はぜい肉がついたらおしまいですよ』と発言したことがあります」


 新型コロナウィルスの影響でだいぶ飲み会も減りましたが、とにかく健康には気をつけましょう。 
 もちろんメンタルケアも大切です。コチコチに固まった柔軟性の乏しい「頭のぜい肉」も減らしましょう。

 

 

065 僕の人生


「『これは僕の人生にとってとにかくやらなくちゃならないことなんだ』というのが」


 何か困難がやってきたときに、覚悟を決めて取り掛かることも必要かもしれません。
 ゲームのボス戦みたいに避けられない戦いもあるわけです。
 そこを乗り越えれば、また違うステージに行けるのかもしれませんね。

 

 

066 深い闇の力


「深い闇の力に対抗するには、そして様々な危険と日常的に向き合うためには、どうしてもフィジカルな強さが必要になります。(中略) 心はできるだけ強靭でなくてはならないし、長い期間にわたってその心の強靭さを維持するためには、その容れ物である体力を増強し、管理維持することが不可欠になります」


 学校の先生は自分の負の感情はもちろん、相手の負の感情にも向き合わなくてはいけません。
 それはとてもしんどい気持ちになります。
 メンタルが強くなればいいのですが、僕と同じく強靭なメンタルを備えている人はそこまでいないでしょう。
 そうなれば、フィジカルの強さでカバーします。
 僕は通勤の自転車、仕事中は歩くことを意識、家では軽い筋トレを実践しています。

 

 

067 シャベル


「どれほど豊かな優れた才能であったとしても、もし『よしここを掘ってみよう』と思い立って、実際にシャベルを持ってきて掘る人がいなければ、地中に埋まったまま永遠に見過ごされてしまうかもしれません」


 大切なことは、「行動」です。
 どんなに知識が豊富でも、実際に行動をしないと状況は何も変わりません。
 仕事でもプライベートでも、まずは何か行動を起こしてみましょう。

 

 

068 入場券


「幸運というのは、言うなればただの入場券のようなものです。(中略)入り口で入場券を渡して、会場の中に入れてもらって、それからどのような行動をとるか、そこで何を見出し、何を取り、何を捨てるか、そこで生じるであろういくつかの障害をどのように乗り越えていくか、それはあくまで個人の才能や資質や技量の問題になり、人としての技量の問題になり、世界観の問題になり、また時にはごくシンプルに身体力の問題になります。 いずれにせよ、それはただ幸運であるというだけではまかないきれないものごとです」


 巡ってきたチャンスを生かすも殺すも、やはり行動が大切です。
 僕はこの仕事を続けていく中で、他校や教育関係の民間企業からいくつか講演依頼を受けたことがあります。
 そして、それを引き受けたあとに、また新たな人脈が生まれました。
 幸運はあくまで入場券。ある意味、万人に開かれています。
 そこからどう生かすかは自分の行動次第です。

 

 

069 車の両輪


「フィジカルな力とスピリチュアルな力は、いわば車の車輪なのです。それらが互いにバランスを取って機能しているとき、 最も正しい方向性と、最も有効な力がそこに生じることになります」


 心技体という言葉がありますが、まさしくそのとおりだと感じます。
 心が安定しないと、食欲がなくなったり、眠れなくなったりします。
 一方、栄養バランスの偏った食事や、SNSのやり過ぎによる睡眠不足で体調不良になれば、心も不安定になります。
 そう考えれば、どちらかを鍛えれば、もう一方も強くなる気がしませんか。
 僕はメンタル強化には時間がかかるので、まずはフィジカルを鍛えています。

 

 

070 学校の勉強


「というか、学校の勉強なんかより楽しいことが世の中にはたくさんありました」


 時間の解決もありますが、今ひとつ学校になじめない子どももいます。
「学校がすべてではない」というマインドを、その子も先生も持っていることは大切なのかもしれません。

 

 

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