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【2021年】コロナショックがもたらす新たな学校の働き方改革とは!?【31〜40】

 森の写真

 

教員歴10年目が考えるこれからの働き方改革

僕は教員歴10年目の中堅教師です。

いつか、メンタリストDaiGoさんのYou Tubeを観ていたときに、この本に出会いました。

 

ブラック職場があなたを殺す(ジェフリー・フェファー著、日経BP

 

 

「ブラック部活」という言葉が生まれるぐらい、昨今の学校現場も働き方について問われる時代です。

この本を読んで僕自身納得できることがたくさんありました。

 

これから紹介するのは、著書を読んで僕が大切だと思った文中の引用。そして、引用元から学校現場にどう生かすかという自分の考察です。

 

2021年東京都。新型コロナウィルスの感染者が過去最大になったというニュースで新年をあけました。

 

我々の働き方はどうなっていくのでしょう?

 

少しでも参考になる箇所があれば幸いです。

 

 

31 授かり効果 

 

「これと関連するが、人間は一度自分が所有したものに対しては愛着を抱き、価値を認める傾向がある。それがマグカップやペンやチョコレートといったささやかなものであっても、自分のものだというだけで価値が高まり、手放すのを惜しむようになる。これを心理学では授かり効果 (endowment effect)という。このように、人間はとにもかくにも自分のことや自分に帰属するものをよく思いたがる生き物なのであり、そのことはさまざまな行動に現れる。自分が何かの分野で人より劣ることをよろこんで認めようとい う人間はあまりいないだろう」

 

 学校の先生に関して言えば、僕たちは苦労して教員免許を習得し、教員採用試験に合格したわけです。

 そして念願の学校現場で働くことができました。

 その苦労が大きければ大きいほど、手放すことができなくなります。

 もし心身に不調をきたすほどのストレスに襲われてもです。

 我々にはこのような傾向があることを知っておくべきでしょう。

 

 

32 永遠に続く

  

「自分のコミットメントを正当化する一つの方法は、現在の職場がいかにひどかろうと、それは永遠に続くわけではない、と自分に言い聞かせることである」

 

 自分の行動や言動が間違っていないと思いこむこと、それを心理学で「コミットメント」と言います。

 職場環境に関して言えば、いかに現在の職場がひどかろうと、せっかく自分が選んでその職場に就いたのだからいずれはよくなる、と思い込むことです。

 しかし未来のことは誰にもわかりません。

 良くなることもあれば、一向に変わらないこともあります。

 とにかく「自分で決めたことは間違いない」と思い込むことは、人間の心理だということを覚えておいてください。

 

 

33 多くの人がやっているから

 

「そして何が規範になるかと言えば、要は多くの人がやっていることや考えていることにほかならない」

 

 多くの人がやっているからそれが正しいと思い込むこと、これは心理学で「社会的証明」と言います。

 社会的証明に逆らうことは、なかなか厳しいものです。

 しかし、もっと広い視野で物事を見れば、自分たちがやっていることが閉鎖的で限定的だということがわかります。

 自分の専門外からも学び、いろいろな視点を身につけることが大切です。

 

 

34 追随

 

「転職が社会的に感染することがわかった。ある店で誰かが辞めると、次々に他の人も追随する。逆に、辞める人がほとんどいなければ、みな長続きする」

 

 ある人が退職や療休に追い込まれる職場は、次々と追随する傾向があります。

 よい職場環境をみんなで築いていかなくてはいけません。

 

 

35 矛盾する情報

 

「そしていったん物語ができあがってしまうと、私たちはその物語と矛盾しない情報だけを受け入れるようになり、矛盾する情報は無視したり都合よく忘れたりする」

 

 人間というは「自分に都合がいい情報」を受け入れ、都合の悪い情報は受け入れない傾向があります。

 これは自分はもちろん、相手にも当てはまることを知っておきましょう。

 つまり、あなたが誰かから不当な批判を受けたとき、それは相手にとって都合のいい情報というだけで、あなたの一面しか見ていません。

 あなたは一生懸命頑張っています。努力しています。結果も出しています。

 しかし、それが相手にとって都合の悪い情報なので受け入れてくれない、ということがあるのです。

 そんなときはもう気にしないようにしましょう。

 

 

36 社員の逆襲

 

「だが経営者の価値観がひどく偏っているからといって、社員全員が人生のバランス感覚を狂わせる必要はどこにもない。この物語では、社員が会社を辞める権利を行使することが正しいし、自己肯定にもつながる。そうなれば経営者は社員に強いてきた犠牲をようやく自覚し、代わりの人間を雇うのがいかに困難かに気づき、変革の必要性に目覚めるだろう」

 

 仮に管理職や同僚の価値観があまりにも不当ならば、あなたはそれに付き合う必要なんてありません。

 あなたと同じ感覚を持っている仲間も絶対にいます。

 徐々に経営自体が上手くいかなくなり、はじめて変革に目覚めます。

「痛み」から学ぶこともあるのです。

 

 

37 先生ファースト

 

「経営者があなたの固有の能力や献身に期待しているなら、あなたの健康を気遣うはずだ 」

 

 よく「あなたのためを思って」という、一見親切そうな言葉で不当な批判をする人がいます。

 これがいちばん危険です。

 本当に親切な人は態度も言動も、あなたのことを気遣ってくれます。

 たとえお説教のような内容でも、一種の思いやりを感じられるはずです。

 思いやりのない不当な意見に心を痛める必要はありません。

 飲み会で笑い話のネタにでもしましょう。

 

 

38 先生ファースト2

 

「会社が社員の生産性や能力について真剣に考えているなら、社員が元気で満ち足りて意欲満々で能力を発揮できる職場環境を整えるはずだし、社員の満足度を押し下げるような要因はせっせと取り除くはずである」

 

 子どもたちの笑顔は先生の笑顔からはじまります。

 先生がイキイキと働けるように職場環境を整えることは、すべてが好循環につながります。

 先生の笑顔が増えるような実践を取り入れ、先生の笑顔が減るような実践をなくす。

 シンプルながら強力な考え方です。

 

 

39 落第

 

「あなたはGEのマネジャーとしては及第かもしれないけれど、夫や父親としては落第ね」

 

 仕事で素晴らしい成績を収めたとしても家庭を犠牲にしているのなら、今一度考え直す必要があるかもしれません。

 

 

40 アドバイスを受ける

 

「第一に、私たちは他人に影響を受けるものであるから、まともな時間に働き家族や友人といい関係を築いている人と知り合い 、できれば友達になって、いろいろ話を聞くとよい」

 

 今の働き方を変えたい、プライベートも充実させたい、このように思っているのなら、「上手くできている人」にアドバイスをもらいましょう。

 本やインターネットで学んでもいいですが、あなたの職場にもきっと上手に働いている人がいるはずです。

 

 

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