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【内容紹介】こころのドーナツ―村上春樹さんと学校の先生: 今がつらい学校の先生を励ます「村上春樹100個の言葉!」【81〜90】

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081 個人とシステム


「個人とシステムとがお互いに自由に動き、穏やかにネゴシエートしながら、それぞれにとって最も有効な接面を見に出していくことのできる場所です」


 集団生活が苦手なタイプの人もいます。そのときの状況で変わる人もいるでしょう。
 そんな人のために「一人になれる場所」「一人になれる時間」は大切です。
 もちろん、子どもたちも同じで、そんな場所や時間を作ってあげられたらなといつも思います。

 

 

082 大きな学校


「つまり僕にとっては読書という行為が、そのままひとつの大きな学校だったのです」


 学ぶ場は何も学校だけではありません。
 読書もそうですし、習い事もそうですし、ある子にとってはYouTubeも学びの場なのかもしれません。

 

 

083 想像力の対極


「想像力の対極にあるもののひとつが『効率』です」


 その効率を求める前に、失うもの、傷つくものを想像する必要があります。

 

 

084 学校に望むもの


「僕が学校に望むのは、『想像力を持っている子供たちの想像力を圧殺してくれるな』という、ただそれだけです」


 今の学校は、受験のストレスや将来への不安で、子どもたちのワクワク感が削られている感覚があります。
 学校は社会の縮図とも言われますが、ときにはその考えを無視することも必要です。
 それは、学校をディズニーランドのような楽しい場所にすることです。
 ワクワクから生まれるものだって、これからの時代は価値があるはずです。
 現実と理想のバランスをとっていきましょう。

 

 

085 気にくわないもの


「一目見て『こいつは気にくわないな』と思っても目を背けたりせず、『どの辺りが気に入らないか』『どういう風に気に入らないか』といった要点を頭に留めておくようにします」


 人であれ、ものであれ、「どうしても気にくわない」と感じるのがきっとあるでしょう。
 その感覚は価値観の違いが大きいと思います。その違いによって、ときには対立が生まれてしまいます。
 しかし、違う価値観を学べるチャンスだと思って、気にくわないものにもほんの少し向き合ってみましょう。

 

 

086 どうせ困るのなら


「僕はそんなネガティブな出来事に遭遇するたびに、そこに関わっている人々の様子や言動を子細に観察することを心がけました。どうせ困った目にあわなくちゃならないのなら、そこから何か役に立つそうなものを拾い上げていこうじゃないかと(『何はともあれ元は取らなくちゃ』ということですね)」


「明日は絶対に怒られる…」
という感じで、もうすでにネガティブな場面を想像できる日が皆さんにはないでしょうか。
 僕は正直あります。そして、寝る前に不安になります。翌日にまあ予想通り現実になるわけです。
 しかし、ある程度予想できるのなら、この出来事をどう生かすか考えてみるのも面白いですよ。
 僕の場合は同僚や友達への「笑い話のネタにしよう!」と考えることが多いです。

 

 

087 新しい小説


「僕は、新しい小説を書くたびに、『よし、今回はこういうことに挑戦してみよう』という具体的な目標(その多くは技術的な、目で見える目標です)をひとつかふたつ設定するようにしています」


 新クラスになったら、せっかくなので何か新しいことにチャレンジしてみましょう。
 そうすることで、あなたのスキルやモチベーションはまた向上していきます。

 

 

088 自らを補正


「なぜならあらゆる創作行為は多かれ少なかれ、自らを補正しようという意図が含まれているからです」


 実は僕の場合、仕事のミスで傷ついたメンタルは、プライベートでは解消できないのです。
 仕事のミスは、仕事で挽回できたときに、はじめて心がスッキリします。
 そして、プライベートも楽しくなります。
 仕事というのはどちらかというと「心を痛める行為」のほうが多いですが、「心を癒やす行為」だってあるのです。
 それは自分の達成感なのか、他人からの感謝なのかはわかりませんが、とにかく仕事の中で心が回復することだってあります。
 そのことを忘れないでください。

 

 

089 自分と同じように


「自分が書いていて楽しければ、それと同じように楽しんで読んでくれる読者だってきっとどこかにいるに違いない。その数はそれほど多くはないかもしれない。でもそれでいいじゃないか。その人たちとうまく深く気持ちが通じ合えたとしたら、それでとりあえずは十分だろう、と」


 よく「どうすれば他人を巻き込むことができますか?」と聞かれます。
 一概には言えませんが、
「まずは自分が楽しむこと」
と、よくアドバイスしています。
 人は基本的に楽しいことにしか行動しません。その活動が楽しければ、自然に他人を巻き込むことができます。

 

 

090 それでいいじゃないか


「こっちとしては『書いていて楽しければそれでいいじゃないか』みたいな姿勢から始まっているわけですから、そもそも話が噛み合うわけがないんです」


 他人を巻き込むコツは「自分が楽しむこと」です。
 しかし、価値観の違いもあり、すべて上手くいくわけではないでしょう。
 むしろ、上手くいかないことが多いと思います。
 でも、それでいいじゃないですか。
 人は人、自分は自分です。
 適当な折り合いをつけて、少しでも共感し合えればラッキーだと思いましょう。

 

 

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